ガーデニング

狭い庭や広すぎる庭をリ・ガーデンするときの考え方とコツを紹介

 

最初は、うちの庭はこのくらいの大きさでいいだろう、こういう感じの庭がベストと思っ
ていてもライフスタイルの変化とともに印象が違ってくるものです。

家族が増えて庭が狭く感じる、逆に広すぎて手に負えなくなってきたなどと考える方も多
いでしょう。

この記事では、狭い、広すぎると感じる庭のリ・ガーデンの考え方とコツを紹介します。

 

狭いと感じる庭はライフステージごとにリ・ガーデンする

狭い庭は、今の家族のライフステージに合わせることがポイントです。

庭をつくるとき、子どもを遊ばせたい、家庭菜園をやりたい、花壇をつくりたいなど要望
はいろいろあったと思います。

でもいろんな調整で、限られた空間でガーデンづくりをすることになったら、ライフステ
ージごとのリ・ガーデンを目指すのがおすすめです。

子どもが幼いときは、庭=子供の遊び場と割り切って、木製のブランコや小さな砂場をつ
くります。

小学生くらいになったら、ウッドデッキをつくってアウトドアリビングを楽しむことに決
め家族や親しい友人たちとバーベキューで盛り上がりましょう。

そして子どもたちが独立して余裕ができるころに、本格的なガーデニングにチャレンジし
てみてはいかがでしょうか。

もちろんライフステージごとに、視点を変えてプラスアルファしてみるのもアリです。

ウッドデッキは全面にせず、土の部分を残して草花を植えるとか、子供と一緒にガーデニ
ングを楽しむとかを検討してください。

たとえば野菜畑は、お子さんの食育になりますし、家族のコミュニケーションの場として
うってつけです。

 

 

広すぎる庭は役割ごとにゾーニングしてデザインする

敷地や庭を役割ごとにゾーン分けすることを「ゾーニング」といいます。たとえば通路ゾ
ーン、花壇ゾーン、テラスゾーン、菜園ゾーン、子どもの遊び場などに分けることです。

このゾーン分けのコツは、まず庭をじっくり眺めてみることです。

ガーデン全体の一日を通しての陽当たりの様子を確認し、日光が特に必要な植物、日陰
で大丈夫な植物なども日照条件に合わせた植物でコーナー分けしていきましょう。

また風通しや水はけの良し悪しも合わせてチェックしていきます。

このような手順で大まかなグリーンの計画を立てた後に、自分や家族の手におえる程度
の植栽を段取りしましょう。

その後に通路や花壇、子供の遊び場などの配置を考えます。

このとき重要になるポイントは、広いから植えることができるからと庭木や草花を増や
すと手入れに時間と労力が必要になるということです。

たとえば最初は手頃な大きさの樹木であっても、生きている樹木は大きく成長していき
ます。シンボルツリーとしての見栄えの良さを維持するために、手入れをプロに依頼し
なければならなくなるケースがよくあります。

 

 

まとめ

狭い庭はライフサイクルに合わせてリ・ガーデンしていく、広い庭は役割ごとのゾー二
ングを決めることをおすすめします。

そのときに注意してほしいのは、生きている樹木や草花は成長して大きくなるというこ
とです。

現状では小ぶりでかわいい庭木や宿根草も、経年ととともに大きくなって、他の植物に
覆いかぶさるようになったり隣家の敷地に越境してしまったりします。

手入れに手間ひまかかるのはちょっと、というのであればウッドデッキやインターロッ
キング舗装を中心にしたガーデニングを検討しましょう。

 

 

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