個人のお宅の外構に植栽をすることになりました。
まず、緑地帯予定地の周囲を整備しました。
お隣から越境している枝葉を払い、未生で生えた雑木を撤去処分しました。
その後、設計図面に基づき、樹木の位置出しをして、除草作業です。
植栽樹木の根の活着に必須の支柱を設置すると同時に植穴を掘り、植栽用の客土、土壌改良材や腐葉土を混入しました。
樹木を搬入し植穴に立てこみ、支柱と結束します。
乱れた現状地盤の不陸整正と予定勾配の調整のため、砂を敷いて転圧しました。
転圧後、防草シートの布設です。
防草シートがあるのとないのでは、雑草の生え方が格段に違います。
維持管理のランニングコストを大幅に減額することができます。
防草シートの上に、白火山灰(小粒)を敷均し、見栄えを整えます。
樹木の下や隅々まで敷き詰めて、きれいに仕上げます。
完成しました!
周囲の視線や喧噪を気にすることなく、プライベートな時間を過ごすことができる空間です。
このあと、何かエクステリアや作工物を追加することになっても、敷いてあるのはシートや砂、白火山灰だけですから大きな障害にはならないはずです。
お客様のアイデア次第で、さまざまなことが可能な自由な空間でもあります。