先日、ある認定こども園さんの園庭にある築山トンネルの改修工事を施工しました。
コンクリート製の大きな土管に土をかぶせて芝を張って、子供たちが登ったりトンネルを
くぐって遊ぶ築山の改修です。
元々、トンネルの入り口周りに丸太の作工物があったのですが経年劣化して腐り始めていました。
見た目も悪いし、子供たちがさわってケガをしてはいけないということで、
その部分を撤去して、新しくするというのがポイントです。
まず、その作工物を取り除くのが大変でした。
基礎コンを打っていて、それと丸太が密着していて中々抜けませんでした。
下の写真は基礎コンがすっかり取り切れず、残置した部分をはつっている状況です。
完全に取り除いた後、砕石砂利を敷均し、平らにします。
そこに新しい丸太を建て、横と前後を連結します。
土の中に埋まる部分は腐りやすいので、焼いて劣化しにくくしてから、モルタルで基礎固めしました。
そのあと、連結しているボルトナット部分をパテ埋めして危なくないようにします。
塗装は植物由来の子供たちに安全な塗料を使用しました。
以下は、着工前と完成の写真です。
こども園の方に大変喜んでいただきました。
この時期の芝張りはうまくつかないこともありますから、春先手直しも約束させていただきました。