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カップで野菜をつくってキッチンガーデン

 

 

カップひとつで野菜を育てられたら、ちょっと楽しくないですか?
使うカップの素材は、どこの家にもありそうなジュースや牛乳の紙パック。
ヨーグルトのプラ容器にスナック菓子やカップ麺の空容器です。
きれいに洗って水抜き穴を開ければ小さなプランターになります。

 

この記事では、カップで野菜をつくって始めるキッチンガーデンのやり方について
見ていきます。

 

カップなら種から育てられる

 

 

「野菜作り初心者は苗から育てたほうが失敗しない」これは正しい意見です。
植物の種を発芽させるのは意外と難しいので。でも、室内でしっかり見守られて育つ
カップ菜園なら、種から挑戦しても大丈夫です。

 

まず、カップで野菜を育てる場合の手順を見ていきます。

 

・下準備としてカップの底に小さな穴を6~7ヶ所開ける。

・培養土(市販品)をふるいにかけ粗い土と細かい土に分ける。

・最初に粗い土を3分の1、細かい土を3分の2入れる。カップの縁から2㎝くらいまで。

 

次に種を植えるのですが、植え方がポイントです。

 

・種の大きさで植え方が違う。

小さくて丸い種は3~5mm程度土に押し込む。
小さくて軽い種は表土に置いて薄く土をかける。
比較的大きな種は1cmほど押し込み土をかける。

・本葉が出はじめたら、液体肥料を希釈して与える。

・様子を見ながら、間引きしたり増し土をする。
(この時、竹串やプラ製のスプーンがあると便利です)

・液体肥料を追肥する。

・毎日生育をチェック。水やりをする。

・収穫

 

以上の様な手順になります。

 

おすすめの品種は、何といってもベビーリーフです。
レッドケール、ミズナ、ルッコラはとても育てやすい品種です。

 

小さなカップは家の中の日当たり具合に合わせて移動できます。
かわいいポットやカゴがあれば、キッチンや食器棚のインテリアにもなります。
容器にペイントしたり、おしゃれなテープやシールを貼って、リボンつけて。
誰かにプレゼントもできます。

 

 

スプラウト(食用にできる植物の新芽)を育てる

 

 

スプラウトといえば、カイワレダイコンが代名詞みたいに有名です。
実はスプラウトは2種類に大別されます。種から芽がひょろひょろ伸びる「カイワレ系」
頭に種をつけたまま伸びる「もやし系」の2つです。

 

育て方はどちらも一緒です。
栽培期間は10日ほどで、キッチンガーデンとしては一番手軽です。
育て方の手順を見ていきます。

 

スプラウトの育て方の手順

・脱脂綿を容器の底に合わせてカットして敷く。

・脱脂綿を霧吹きでしっかり湿らせてから、種が重ならないように置く。

・最後にもう一度霧吹きで水をやり、箱をかぶせて暗くし2~3日そのままに。

 

種をまいたら毎日やること

・霧吹きで水を与える

・芽が出そろったら暗所から出し、日の当たる場所に置く

・収穫

おすすめの品種は。レッドキャベツ、ヒマワリ、マスタード、ヒマワリなどです。
(すべてカイワレ系)

 

ベビーリーフやスプラウトで慣れてきたら、ハーブにも挑戦してみてください。
料理の香りづけや風味を楽しむのはもちろん、香りそのものに癒されます。
趣味のように楽しみながら、なおかつ収穫できるキッチンガーデンの醍醐味を
味わうことができます。

 

 

 

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