皆さんは、北海道唯一の国宝がどこにあるかご存じでしょうか。
函館市南茅部町の、
「函館市縄文文化交流センター」にあります。
道の駅を併設した、気軽に行ける場所です。
これが、2007(平成19)年に北海道唯一の国宝に
指定された「土偶」です。
地元の女性が畑仕事をしているときに見つけたという逸話を聞いています。
それだけでもなんかワクワクしてくる感じになりますが。
ここからほど近いところにあって、縄文時代の遺跡が発掘され、復元もされている場所が、
「大船遺跡」です。
ここで、令和元年7月4日(木)、クリノキの贈呈式と植樹式が行われました。
「第44回トヨペットふれあいグリーンキャンペーン」の一環として。
これを受けられたのが函館市、ということになります。
主催は、全国トヨペット株式会社さんとトヨタ自動車株式会社さんです。
協賛は、公益社団法人 国土緑化推進機構さんです。
この催しをされるにあたって、実際にいろいろ活動なさったのが、
函館市教育委員会 生涯学習部文化財課 兼 世界遺産登録推進室
の皆さんです。
大船遺跡は、「北海道・北関東の縄文遺跡群」のひとつとして、
世界遺産の正式登録を目指しています。
当日は、あいにくの雨で植樹式は行われませんでしたが、
管理棟で贈呈式が行われました。
このクリノキの植樹をサポートさせていただいたのが、当社です。
今回、クリノキの苗木は全部で20本植えられました。
なぜ、クリノキなのでしょうか。
クリノキは、縄文の人たちにとって貴重な食糧源のひとつだったのです。
遺跡のいたるところにクリノキの群生があります。
クリが豊かに実っていれば、飢える心配がありません。
今回、ご縁があってクリノキの植樹をお手伝いさせていただき、
私自身、以前から縄文に興味がありましたので、
このサイトでは今後も地元の誇りである「縄文」についてふれていきたいと思っています。