施工事例

松前町のサクラはヤエザクラがメインの1万本。5月1日はさくらの日です。

 

 

 

今回、ある仕事のご縁で、松前町のサクラを移植させて頂くことになりました。

 

そのサクラの名前は、ショウゲツといいます。
およそ200種類あるとされる、ヤエザクラ(八重桜)の一種です。

 

函館では、サクラといえばソメイヨシノなのですが、
1万本あるとされる松前町のサクラのうち、ソメイヨシノは、80本程度しか
ありません。虫がつきやすい、などの理由で、当地では敬遠されているようです。

 

函館の五稜郭公園のサクラは、枝が下へ伸びていくように剪定していますが、
このショウゲツは自然の樹形のまま、八重の美しい花びらが訪問者の
目線にあります。

 

 

ショウゲツはヤエザクラです。サクラのなかでは遅咲きです。
ゴールデンウイークの終盤、5月の5日くらいに咲き始め、10日から15日
にかけてのピークになります。

 

函館にサクラの花の少なくなった時期に、ショウゲツは咲き誇ります。

 

松前町のサクラの管理をされている方が、
「この花が一番キレイだ」とよく声をかけられると教えてくれました。
函館でもその美しい花びらを見られることが、たいへんうれしく、
楽しみです。

 

 

 

ショウゲツを函館に移植するのは、秋なのですが、春のうちに
根回ししておくことになりました。

 

事前に側根だけを切っておくことで、移植のダーメージを軽減する、
できるだけ細根を発生させ、移植先での根の活着を促進させる、
などのためです。

 

以下が、その状況写真です。

 

 

あとは、秋の移植本番を待ちます。

 

 

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