ガーデニング

雑草対策で砂利を敷くなら防草シートは必須!一部植栽を残すことも可能?

ちょっと油断していたら、庭や外構が雑草天国になってしまったという経験をされた方は多いのではないでしょうか。だからといって、コンクリート舗装にしたり、定期的に業者に除草を頼んだりすれば高額な費用がかかります。

比較的安価に、DIYでもできるということで、最近多いのが砂利を敷いての雑草対策です。ただし、砂利だけでは完全に雑草を抑制することはできません。

この記事では、砂利をメインに除草剤や防草シートをプラスした雑草対策と、一部の植栽を残したい場合のやり方について紹介します。

 

除草剤+防草シート+砂利がおすすめ

防草シートは、日照を遮断して雑草の生育を止めます。また、雨や風で飛んできたり、人や動物の媒介で運ばれてきたりする雑草の種子を土壌に定着させません。

ホームセンターなどで手軽に手に入る防草シートは、値段が手頃なものも多く、幅1m×長さ5m程度で5,000円から6,000円ほどで購入できるはずです。

しつこいイネ科の雑草のスギナ、根が強健なススキやササがはびこる場所には、太くて丈夫な繊維を幾重にも重ねた超強力タイプを使用しましょう。製品の特性を把握して、状況に合わせたものを選ぶのが防草シート選びのコツです。

防草シートの施工時の注意点は、防草シート同士のつなぎ目は10cmほど重ねること、壁などにぶつかる端部は数cm折り重ねることです。要は、できる限り、すき間ができないように仕上げることが雑草の発芽を抑えるポイントになります。

雑草対策したい場所の除草と整地が終わったら、除草剤を散布することをおすすめします。そうすることで、より効果的な雑草対策となります。

それから、防草シートを敷き専用のピンで固定します。最後に砂利を5cm程度敷きこんで完成です。

 

防草シートをカットして植栽を残すコツ

全部砂利敷きにしてしまうと、なんだか寂しい感じがするから、一部に植栽を絡めたいということもあるかと思います。このとき迷うのが、植物を植えるのが先か、砂利敷きが先かです。

DIYだから、とにかく簡単な方が良いという場合は、先に砂利敷きを完成させましょう。その手順を説明します。

・植物を防草シートの上に仮置きして、植栽の場所と大きさが決まったら砂利をどけます。

・次に、植穴よりひと回り大きめに防草シートを切り取って、植穴を掘ってください。

・それから苗を穴に入れ、新しい培養土で植え付けたら、たっぷり水やりをしてから露出している土を砂利で覆って出来上がりです。

防草シートがない部分は、どうしても雑草が生えやすくなるので注意しましょう。

先に植物を植えたい場合は、植栽にあたる部分の防草シートに切込みを入れて敷き詰め、植栽の状態に合わせて余分なシートを切り取っていくという作業が必要になります。

 

まとめ

草取りは、同じ姿勢での作業が続くので、なかなかの重労働です。特に、真夏の炎天下ではなおさらです。

仕事や家事が忙しくて、どうしても時間がとれないという方も多いでしょう。

そういうときは、ぜひ、除草剤+防草シート+砂利の雑草対策を検討してみてください。

 

 

-ガーデニング

Verified by ExactMetrics