ガーデニング

レンガはおしゃれなガーデニングの必須アイテムの一つ!DIYの基礎とコツ!

せっかく確保した庭スペースだから、お金をかけずに楽しみながら、ガーデニングしたいという方は多いのではないでしょうか。そういうとき、おすすめなのがレンガを活用したガーデニングです。

でも、実際にやってみたらうまくいかないという方のために、レンガのDIYの基礎とコツを紹介します。コツさえ覚えておけば、そんなに難しくないので、ぜひ参考にしてください。

 

敷いたレンガがでこぼこするときの対処法

敷いたレンガがでこぼこする原因は、土台(下地となる地面)が安定していないからです。現状の地面に何の手も加えずにレンガを敷いた場合、でこぼこするのは当然のことと捉えてください。

土台をつくり直すために、レンガを一度全部はがします。それから、仕上がったとき、レンガが地面と水平になるように土を掘ります。

一般的な6cm程度の厚みのレンガを敷くなら、15cm程度は土を掘ってください。一番下に敷く路盤材(レンガの沈み込みを防ぐ砕石など)が6cm、その上に敷く砂(クッション材)が3cm、レンガの厚みが6cmなので15cm必要になります。

穴を掘って路盤材を敷いたら突き固めます。ここがレンガ敷きのポイントの一つです。

転圧タコ(ホームセンターなどで購入可)で付き固めたり、地面に敷いた板の上に乗って足踏みしたりして、すき間や浮きがないよう地固めしてください。

次に、路盤の上に砂を敷いて水平にならします。レンガに水糸(水平を確認するために張る糸)を結び水平を確認していきます。

砂を敷き終わったら、レンガをきっちりと並べていきますが、このときも水準器で水平をとることが重要です。

レンガが浮いていたらハンマーでたたいて調整しますが、ハンマーを使うときはレンガを傷めないように気をつけながら調整してください。逆に沈んでいたら、レンガの下に砂をプラスして調整します。

最後に、レンガの上に砂をまいてホウキで掃くと、すき間に砂が埋まって安定感が増します。

レンガを敷くときのコツは、路盤をしっかり突き固めることと、水平をチェックすることの2つです。

 

古いレンガで園路をつくるときの注意点

一口にレンガといっても様々な種類があります。普通レンガ、バーベキューなどの炉に使える耐火レンガ、新品レンガ、リサイクル品が多い古レンガ(アンティークレンガ)などです。

古レンガは、工場や炉などで使われていた耐火レンガであることが多く、とても頑丈だとされています。古いと、もろいと思われがちですが、大切なのは個々のレンガのコンディションを見ることです。

古レンガは比較的安価で、味わいがあり人気も高いのですが、欠けや剥がれなどがないかを確認してから購入するようにしてください。

 

レンガをカットするときのコツを知りたい

レンガを並べていると、ここは長さを半分にしたいということがあります。そういうレンガが大量にある場合は、電動グラインダー(カッター)を使うと、瞬時にきれいにカットできます。

電動のものは何となく「怖い」という方は、オーソドックスにタガネとカナヅチを使いましょう。

タガネとカナヅチでレンガのカットしたい部分の上、横、下、反対の横というように転がしながら溝をつくり、それから最後に上から力を加えて割るのが上手くカットするコツです。

 

おしゃれなレンガで個性的に演出したい

ただ地面に植物を植えただけの庭に、レンガで園路やテラスをつくると格段に見栄えが上がります。また、レンガは並べ方で大きく印象が変わります。

以下に、代表的なパターンをまとめました。

  • ランニングボンド|レンガの目地をずらして千鳥で敷く
  • バスケットウィーヴ|2個ずつのレンガを縦横に組み合わせて敷く
  • ジャックオンジャック|目地が真っすぐになるように敷く
  • ハーファンドバスケット|縦1枚横2枚の3枚をワンセットで敷く

一番オーソドックスなのがランニングボンド、可愛らしいのがバスケットウィーヴ、落ち着きのあるジャックオンジャック、DIY初心者向きなのがハーファンドバスケットです。

建物に対して斜めに配置したり、オリジナルで変化のある配置にしたりするのも楽しいです。

 

水準器を使わずに水平を確認する方法

水準器を使わずに、水糸だけで水平を確認する方法を説明します。水糸は建設工事などでも使うナイロンの糸で、ホームセンターに行けば数百円で購入できるはずです。

まず、レンガに水糸をぐるりと巻きつけ、もう一つのレンガに結びつけます。長さは水平を取りたい場所の幅の長さ+αです。

それから、レンガの下に糸がくるように結び目を調整してください。

この2つのレンガを、整地して砂を敷いた土台の両脇に、糸が地面と平行になるようにセットします。そしてレンガの厚み分に印をつけた棒を砂の上に置きます。

この印と水糸の位置が重なった高さにレンガの天端がくるように敷くと、正しい高さで水平に敷くことになります。レンガを敷く場所の大きさにもよりますが、この2つのレンガを水糸で結んだものを最低でも縦横2組ずつくらい設置して水平を取るようにましょう。

 

まとめ

レンガをDIYで敷くときのコツは、路盤材をしっかり突き固め、作業は常に水平を意識することです。

ちょっとでも「自分には無理かな」と思ったら、プロの業者に依頼しましょう。依頼のときは、自分の要望をあらかじめまとめて、参考となる写真や図なども準備しておくと失敗や後悔が少なくなります。

 

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