メンテナンス

「危ない」「ご近所迷惑」?そんな樹木の撤去処分は当社で。

 

その木、その庭大丈夫ですか?

 

 

台風で隣の家の屋根に倒れたという庭木の処理を、この何年かだけでもずいぶん
手がけてきました。定期的に手をかけた樹木はそうでもないですが、伸び放題の
樹木は風のあおりも受けやすいので注意が必要です。

 

また誰も住まなくなった家の庭が荒れ放題で、カラスや蜂が巣をつくり、
通学や通行の人に向かってくるということもあります。そこに枯れてしまった木や
朽ちかけた木があったら、なおさら危険です。

 

何かいろいろ事情があって、そういうことになってしまったのは仕方ないのですが、
大きな被害になる前に、対処できるならしておくべきだとは思います。

 

本来、植木屋は木を植えるのが仕事ですが、最近の環境に対する関心の高さから、
樹木の撤去や、古い庭を更地にする仕事も多くなってきています。
そこで、ここでは「樹木の撤去」について見ていきたいと思います。

 

 

 

樹木撤去(伐採+抜根)の流れ

気になる木や庭があったら、まず、お問い合わせください。
担当者から連絡させていただきます。

 

お客様立会いの下、現地で「ご要望」をおうかがいします。
そのあと、現地を調査し見積もりを提出いたします。

 

現地調査(例として、5m以上の立ち木)

 

まず、樹木の地上部の撤去について見ます。木の高さ、周辺の状況を確認します。

 

運搬用トラックはどこまで樹木に近づけるか。人が脚立を使うだけでできるのか、
クレーン付トラックが必要か、クレーン車を手配するべきか、などを検討します。

 

ある程度の長さで切って倒せるのか、周りに造作物があるから上部から少しずつ
落としてこなければならないのか。これらの作業方法も、人員や作業時間に関わる
大事な要素です。

 

次に、根を掘れるかを確認します。
樹木が建物や塀に密着している、花壇の中に植えられている、などの場合、
その構造物を壊さなければ作業ができません。こういう場合は伐採のみにする
という選択肢もあります。

 

樹木の根は、目で見える枝葉の大きさ以上に張っている場合がほとんどです。
ただ、ホントの大きさは掘って見なければわからない、というのが正直なところ
なんです。長年の経験や公式化された数値で推測するしかありません。

 

根は人力で掘れるのか、バックホウが必要か、使えるバックホウの大きさは?
などを検討します。

 

最後にごみ処理の費用を算出します。ちなみに幹木と根では処分費が違います。

 

この調査を踏まえ、必要な人数、道具(チェンソー等)、車両、重機などを決め、
必要作業時間を設定します。これが見積もりを作成する根拠になります。

 

 

伐採作業(チェンソー使用)

・住宅密集地や公道に面した場所など、難しい場所では、「吊り切り」または
「吊るし切り」と呼ばれる作業をします。上から枝や幹を伐採していくやり方です。
切り詰めた枝や伐木は支障のない場所に堆積しておきます。(チェンソー使用)

 

・現場状況により、伐倒できる高さになったら、伐倒作業になります。
作業時の安全確保のため、オペレーターや交通誘導員の力を借りて、
周囲の立ち入りを制限します。それから、幹の倒れる方向に切り口を入れ、
斜め切りして芯切りします。中央の「つる」と呼ばれる部分を残して、
反対側から切れ込みをいれ倒します。

 

 

抜根作業(バックホウ使用)

・5mの立ち木の根を抜く場合、通常はバックホウ(ユンボ)を使用します。
切り株はユンボの先端のツメをかけやすいようにGL(グランドレベル)から
50cmから1mくらい残しておきます。
それから切り株周辺を根の深さまで掘削します。切り株ごと掘り起こすイメージです。

 

この際、必ず手元に最低一人は必要です。予定にない埋設物を破損しないよう注意したり、
横に張った根を手ノコで切ったりしなければならないので。

 

・根株を掘り起こした後は現場の土で埋め戻します。細かい根や砂利、
砕石が出てきた場合は除去する必要もあります。

 

・現場の復旧が終わりましたら、ゴミの搬出と処理場への運搬をします。

 

以上が樹木撤去の流れになります。

 

 

 

たまに当初の予定になかったガラや残置物、地中埋設物のゴミ処理を頼まれること
があります。その都度施主様と相談し、追加の見積もりをお願いすることもあります。

 

また、当社は建造物の解体工事も請け負っています。

 

ひとつの業者がまとめて施工することによって、経費の削減につながります。
ぜひ、ご検討ください。

 

 

 

 

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