中高生になって自転車の利用頻度が高まっているお子様たちや、近くのコンビニやスーパーへの買い物なら自転車を利用した方が健康にいいという奥様のために、庭の一部を自転車やバイクの駐車スペースにしたいから相談にのってほしいという問い合わせがありました。
同じように考えているお客様のために、ここではサイクルポートについて見ていきます。
サイクルポートを設置するときのポイント
大切な自転車やバイクを青空駐車していると、雪や雨風、紫外線で劣化を早めます。でも、我が家の限られたスペースにサイクルポートは無理だろうか、サイクルポートを設置したら建物の外観の印象が台無しにならないかと心配されるお客様のために、サイクルポートを設置する時のポイントをまとめてみました。
- サイクルポートに必要なスペースを考える
- テラス屋根で未利用の場所を活用する
- シンプルなサイクルポートを検討する
自転車を2台置くスペースは、奥行きで約2m、幅で1.5mは必要でしょう。これをベースに、我が家の駐輪スペースとして必要な大きさを考えてください。例えば、4台なら奥行き2mで幅は3m必要になります。
隣家との境界スペースはデッドスペースとなってしまいがちですが、テラス屋根を取り付けることで、大切な自転車を雨風や紫外線から守るサイクルポートに変身させることができます。自転車がない時は、洗濯物を干すこともできます。
最近では、シンプルなサイクルポートも数多く販売されています。壁際に取り付けられることが多いサイクルスタンドは、2本足と4本足の2つのタイプがあり、屋根は防水加工のシート張りか波板状のプラスチックです。サイクルハウスは要するにテントです。フレームはアルミで、高耐久シートを謳ったテント・スタイルで折りたたみ式が主流となっています。
サイクルポートはオシャレなエクステリアになる
エクステリアとしてサイクルポートを設置できれば、機能性は高く、色やデザインもたくさんあり、建物や外構のイメージに合わせることができます。
サイクルポートをエクステリアとして設置する場合の注意点をまとめてみました。
- 設置予定の面積・高さを確認する
- 柱の位置・干渉物の有無を確認する
- 屋根材の透過率や遮熱効果を検討する
- 積雪のタイプ(一般・積雪・豪雪)を選ぶ
- 建物の窓サッシの色とカーポートの本体の色目を合わせる
- すでにある外構の門扉やフェンスとの統一感で選ぶ(アルミ製・木目調等)
- 建物のファザードデザイン(正面外観)を引き立てる位置とデザインにする
以上のポイントを押さえておけば、サイクルポート選びで大きな失敗をすることはないはずです。
サイクルポートまとめ
サイクルポートには機能性を高める、サイドパネルやサポート柱、輪止めなどオプションが豊富にあります。
夜間の出し入れに便利なスポットライトはセキュリティー性も高めてくれるでしょう。サイクルポートはおすすめのエクステリアなのです。